お便り3

謹啓

 陽春の候皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。ここ松本もようやく暖かな風が吹き始めたところです。

 一昨年の9月10日に脳幹および後頭葉の梗塞で倒れてから1年7か月以上が過ぎました。この間ご心配をお掛けしたにもかかわらず、御礼の言葉も申し上げられなかったことをお詫びするとともに近況報告をさせていただきたいと思いお手紙を書いております。

 倒れた当初は危篤状態に陥ったことからも脳梗塞としては相当重症なもので結果体幹の麻痺となり深刻な後遺症を背負うことになってしまいました。後遺症の内容につきましては、四肢麻痺・運動失調・嚥下障害・眼筋麻痺・言語(構音)障害とまさに後遺症のオンパレード状態でした。

 実は倒れる数日前に妙な予感があり、従業員に「脳梗塞で倒れるかも知れない」と話していました。倒れたのは従業員の出勤直後でしたのですぐに救急車を呼んでもらい最悪の事態を逃れることができました。その後の経過を見ても倒れる2日前の9月8日に御本宮へ行って本当に良かったと思います。入院生活は9ヶ月におよびましたが、この間宮司様、奥様、そして江口様は2回、山梨中央教会の方々も2回お見舞いに来ていただき病気祈願もしてもらいました。よく考えるとこれほど幸運な患者が松本に、いや日本にいるのかと思うとものすごく気力が沸いてきました。

 そして医師から特に右半身は動かない可能性が高いと言われたのが少しずつ動くようになってきました。嚥下機能も回復し普通に食事ができるようになり胃瘻のパイプも抜去しました。またつい先日は気道切開後の縫合手術を終えたばかりです。相沢病院のベテランのケアマネージャーによりますと胃瘻と気道切開を両方閉じた例は記憶では過去一例のみと言っていました。今、日常生活はほとんど介護の必要はなくなり、あとは歩行訓練と、眼筋麻痺、構音障害の改善のため鍼灸治療を行っています。

 ただ医師によりますとあまり懸命に自分で治療法を見つけようとする人は医者任せの人と同じく余り良くならない人が多いと言われました。深く考えず淡々と一歩一歩進んで神伝治療祈願して行こうと思います。

 今はこの病気になって良かったとも考えています。それは懸命に治療してくれた人、仕事のことで助けてくれた人、一生懸命励ましてくれた人など多くの温かい心に感謝しております。誰かが言っていましたが、これは「神様からいただいた時間」ではないかと思っています。

 皆様方のご健康とご多幸と東京・八津御嶽神社様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬白
平成27年4月 Kさん

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