令和三年新年のご挨拶

八津御嶽神社 宮司 山本 行徳

「辛(しん)を乗り越えて新(しん)を求める」

疫病がさめやらぬ今
しばらくは昨年の影響を受けて春の開け行くを待つ今年
神の警告六月七月にありてご注意が下る。
前半年は苦しみにあえぎ、残る半年には日が昇る
されど何もおそれない目覚めのないとき
神の警告は再び予想される
貧富や年齢の差も無しに神の警告は予想される
人間力を越える神の御存在
昨年は誰も経験していない。試練があった。
あらゆる幸福はこらえる力から生まれる。
しかし、同じような世界には戻れない。
災厄が繰り返されて行くだけのリズムではなく
より新しき年の始めの模索に変わっていく年だ。
始めての年は混乱から始まる
そして宇宙の根源たる大祖神
天之御中主之命の威徳を頂く年だ
そしてわが命のつながりのご先祖に感謝して
「我を抑え他を生かす」
こんな気持を頂く祈りしか今はない。
地球規模での気象変動と自然災害がまだまだ続く。
神の声恐れなしの輩により、混乱や反動や、争いや、
対立、暴動、侵略の戦争まで引き起こされる。
我らは良くも悪くも自信を持つ日本人。敗戦からの自活。
「日本第一主義」の心を持ちたい。
進むデジタルの中にアナログの心を。継続可能な経済活動が
引き起され、新しき考え方が求められて行く。
辛丑の年・辛さをこらえて新しき道に目覚める。

(令和3年1月1日元旦祭)

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