800余年の歴史をもつ「八津御嶽神社」の教えに深い理解を示し、信奉してくださる人々の集まりを崇敬会(宝生敬神会)といいます。このページはその宝生敬神会の成り立ちの由縁と、現在の活動について簡単にまとめたものです。ご興味・ご関心のある皆様はぜひご参照の上、気軽に足をお運びいただくか、お問い合わせいただければ幸いです。
800余年の歴史を有する八津御嶽神社・・・。
その社で神々をおまつりする心を崇敬して、明治45年(1912年)、奇しくも明治天皇が崩御された7月30日に国家の行く末を按じた一人の民によって発足されたのが崇敬会(宝生敬神会)です。
そこでいにしえより受け継がれてきた教え(神ながらの道)は「神の心にしたがって、罪穢れなく、清らかで、明るくおおらかに生きる道」として語り継がれ、「みたまの働き」を実感して、やがて多くの人々が八津御嶽神社を信奉しようと集まってくるきっかけとなりました。
以来、宝生敬神会では八津御嶽神社の(神ながらの道)に従い、「人の心の出発点である家を大切にし、三つの宝(健・財・和)によって自分の家を成り立たせることが最も大切」という教えを堅持しつつ、時に触れ、折に触れ、この21世紀の暮らしにも通じる心を紹介し続けてきました。
そしてもちろん現在でも、より多くの皆さまとそのご家族に安穏な暮らしがもたらされるよう、八津御嶽神社の神々を大切におまつりしています。
自家成立とは、文字通り「自分の家の成り立ち」をいいます。「自分の家の成り立ち」は、三つの宝によって、かなえられます。三つの宝とは、健の宝・財の宝・和の宝をいいます。
健康であっても和がなかったら
とかくさみしい
和があっても健康でなかったら
とかくむなしい
財産があっても和がなかったら
とかくトゲがある
健康であっても財産がなかったら
とかくひもじい
財産があっても健康がなかったら
とかくじれったい
とにかくとにかく
健康と財産と和合が三つ要る
とにかくとにかく
健の宝と財の宝と和の宝が三つ要る
宝生敬神会は八津御嶽神社が古来より堅持してきた(神ながらの道)に従って、日本人ならではの心の出発点である「家」を大切にしよう、という教えに賛同された人々の集まりです。つまりは「自分の暮らし・家族に三つの宝・・・健(すこやかさ)・財(ゆたかさ)・和(むつまじさ)をもたらす努力をすること、さらには自らが罪穢れなく、清らかで、明るくおおらかに生きることで、日本の将来を支えていきたい」という(自家成立)の考え方を大切にしている人々の集まりともいえます。
そして、これを実現するために八津御嶽神社におまつりされている神々を大切に敬い、それぞれの方が暮らしの中で心配事などに遭遇した際にも、心を大きく乱さないための指針を身につけていくことを基本にしています。
どなたでも人生の中にはさまざまな節目があり、心配事や誰かに相談したいことも多々出てくるものです。そうした局面でも、心静かに自分の今を見つめ、進むべき道を見極めるには何か心のよりどころになる指針があると心強いのではないでしょうか?例えば、宝生敬神会では次のような「人生の道しるべ」をご紹介して、日々の暮らしの参考にしていただくことをお薦めしています。ご興味・ご関心のある皆様は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
神棚に向かって拍手をする意味は一般的な拝礼作法同様、「神様にお願い事をする自分の存在を気づいていただく、そして自分の心をお供えして祈りを届ける」ためです。では、なぜ多くの方がご存知の二拍手ではなく、四拍手なのかといえば・・・。四拍手には、全方位(東西南北)の神様にお気づきいただく、という意味合いが込められています。
宝生敬神会の拝礼作法は、一般的な神社の拝礼と若干異なる部分があります。ここでは参考までに、その正しい作法についてご紹介しておきます。